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里親:養子縁組をしない、育ての親

里親生活 http://satooyaseikatu.moo.jp/setumei/syurui.phpより引用・抜粋

里親とは

世の中には親のいない児童や、たとえ親がいても一緒に暮らしていけない児童もたくさんいます。そういった児童を親や施設にかわって養育するのが里親です。里親と里子は家族として同じ家に住み、温かい愛情と家庭的な雰囲気の中で信頼関係を保ちながら生活しています。里親は共働きでも片親でもなれます(ただし片親の場合には一定の条件があります)。里親手当のほか、里子の生活費、学校にかかる費用、医療費などは公費で出ますし扶養控除の対象にもなります。また、養育中の子どもが受けた(与えた)事故などについて、里親に賠償責任が生じた場合には、里親賠償責任保険等の制度による補償がうけられます。



*里親には種類があります。 

養子縁組里親

将来里子との養子縁組を希望する里親の事です。
養子には特別養子縁組と養子縁組があります。 

短期里親

親の病気などの理由などで、一定期間だけ家庭を離れなければならない子どもを預かって養育する里親の事です 概ね数日〜一年以内の範囲で預かります。

養育里親

養子縁組を目的とせず、実の親が引き取る見込みのある子ども(または,実の親の意向により養子縁組を必要としない養子縁組ができないといった子ども)を家庭復帰できるまで、あるいは18才まで家庭に引き取って養育する里親の事です。

親族里親

子どもの三親等内の親族がその子どもに限ってなる里親です。
やむを得ない事情がある場合に限定されます。里子の生活費は支給されますが、里親手当は支給されません。
児童扶養手当は併給されません。

週末里親・季節里親

地域によって呼び名が違います。フレンドホーム・ボランティア里親と呼んでいるところもあるようです。施設で生活している子供に家庭的な雰囲気を味わってもらうのがねらいです。週末だけの週末里親,夏休みや冬休みに子供を迎え入れる季節里親があります。

専門里親

被虐待経験などから心理的外傷を受け又は問題行動があり保護者に監護させることが不適当で、専門的ケアが必要であると診断された児童を対象とし、原則として2年以内の期間で委託されます。また、保護者が委託することに十分に納得しており、委託後に保護者による強引な引取り等の問題が発生しないことが予測されるケースに限ります 専門性がある事から、里親手当は通常の里親の3倍です。

どうやったらなれるの?

申し込むところは、お住まいの管轄の児童相談所になります。
児童福祉司などの家庭調査をもとに内容を審査し、児童福祉審議会の意見を聴いたうえで、市長や知事が適当と認めた場合、里親として登録される事になります。

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