#社会的養護

親に育てられない子を、社会が責任を持って養育・保護する制度。

里親制度は社会的養護の一環です。

  • 社会的養護に基づき、各児童に『措置費』が国から支給されます。
    • 『里親手当て』『委託費』とは『措置費』の別の呼び方です。
    • 施設養護を受ける児童1人あたりの事務費(人件費と管理費)は平均15万4750円(2001年)。
  • 措置とは、児童がどこで暮らすかを決めることで、決定権は児童相談所にあります。

*参照:『庄司順一委員長への公開質問』/『児童相談所』/『横浜型里親制度拡充についての提言』/『社会的養護サービスの現状と課題』/『社会的養護と里親制度 - 現状と課題』/『親子関係の形成 - 血のつながりのない親子の場合 』

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減り続ける里親登録  稲垣 りつ子

http://reiko.cn/10_back/together/8.htmlより引用・抜粋


〜里親制度に詳しい都立河景徳学園長の田城利明さんは、自戒をこめて次のように話されています。「子どもの数に応じて措置費を得る施設側の事情もある。養子や里子で家庭に入るほうが適している子どもと判っていても、経営面を考えて手放したがらない施設がある」と。もし、そうであるならば、一体誰のための児童福祉なのでしょうか。「ひとりのこども」の健全育成を真剣に考えたとき、行政は施設入所と同様に里親制度を視野にいれるべきではないでしょうか。〜

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