【2】
前回に引き続き『児童養護施設』で暮らした方の声をお届け致します。
普通に生きる 筆者:kuma(ペンネーム)・大舎制出身
心の癖
http://blogs.yahoo.co.jp/kuma_1976jp/6843353.html より引用・抜粋
児童養護施設とは、今の日本の数十年前の時代のようだった
間違いを犯さぬよう、規律を乱さぬよう、必死に生き抜く
それを乱すのが、少なからず非行を犯して、鑑別所や教護院に行くまでもない子どもだ
それに見習ってしまう、小さな頃からいた子どももいる
そして、そのまま大人になってしまう子どももいる
いかに、子どもの育つ環境が重要なのか・・・
今私が受けているカウンセリングによって私は考えずにはいられなかった
(中略)
そして、今、多くの施設出身者が苦悩の中で生きてる現実
それが、児童養護施設を生き抜いた人間に、与えられた現実である
要塞と化す
http://blogs.yahoo.co.jp/kuma_1976jp/1649119.html より引用・抜粋
私が高校生の頃、出入りが激しくなった入所者たちが、嵐を巻き起こしていた
途中から入ってくる子供たちは、たいてい不良である
シンナーや暴力や万引きやら・・・かなりの問題を抱えた子が多かった
私のように小さな頃から施設で育つ人間は、あまり不良になる子はいなかった
だけど、中には刺激を受けやすい子もいるのだ
2つ下の女の子は、ちゃーんと新しく入ってくる問題児に習って、不良と化していった
だけど、素直でいい子だった
私も少なからず影響を受け、タバコや万引きやプチ脱走をした
誰の記憶にも残らない・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/kuma_1976jp/6607859.html より引用・抜粋
そして、集団の中で育つという事
沢山の男の子の中で、恐怖に怯えながら暮らす事
常に、性の対象に見られながら、生活するという事
*次回もこの問題を取り上げたいと思います。