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暴力を連鎖せずに、年少の子ども達を守った女性の言葉を紹介します。私は、これほど痛々しい言葉を、他に知りません。

Mariaの独り言 筆者:Maria(ペンネーム)大舎制出身
http://blog.livedoor.jp/maria_magdalena/archives/27362918.html より引用・抜粋

マグダラのマリア

 あたしは、小さい子を虐待しない。性虐待から身を張ってでも守る。施設でも、守ってきた。身を挺して小さい子を守ることが、汚れきったあたしの役割だと思ったから。
 娼婦であっても、キリストのそばにいることを許されたマグダラのマリアは、性虐待を受けた女の子のあこがれだと思うの。どんなに体を汚されても、人は心は汚せないの。心を汚すのは、自分の行いだけなの。
 そして、心を汚さずに保てば、キリストのそばに居続けることが出来る。こんなに汚れきったあたしでも、きっと天国に連れて行って下さる。


 この方は、戦中・戦後の焼け野原を生き残った人間ではありません。
 私やあなたと、そう歳の違わない、または同世代の、職場で隣にいるかもしれない、近所でいつもご挨拶するかもしれない、そんな身近な女性です。そして、児童福祉法により救われたはずの、かつての女の子です。